先輩保育士が怖い!恐怖を乗り越える対処法と解決策

先輩保育士が怖い!恐怖を乗り越える対処法と解決策

保育士の悩みの1つである人間関係。

新人保育士の頃は、先輩保育士が怖くて話をするだけで緊張する。
仕事内容について聞きたくても聞けない方も多いのではないでしょうか?

私も保育士になりたての頃は、先輩保育士が怖くていつも顔色を窺いながら仕事をしていました。

しかし、怖いと思っていた先輩でも、自分の気持ちや対応を変えるだけで良好な関係が築けます。

怖い先輩と一緒に仕事をする中で、私が実際に感じていた悩みと解決策を紹介します。

新人の頃、先輩保育士が怖くて仕方なかった

私が初めて先輩保育士が怖いと感じたのは、新卒で働き始めた保育士1年目の頃でした。

担当のクラスは0、1歳児。
私とその先輩保育士は主に6名の0歳児を2人で担当することになりました。

先輩保育士は保育士歴15年以上のベテランでしたが、幼児クラスを担当することが多く、0歳児はほとんど担当したことがありません。

保育士間でも「厳しい先輩」で有名でした。

一緒にクラスを担当することが決まった時には、他の先輩保育士から「何かあったら話聞くからね」と励まされ、不安は募るばかり…。

保育士として働き始めた初日から、先輩保育士の厳しさを実感しました。

  • 子どものオムツ替えに手間取っていると、「オムツ替えくらい素早く終わらせて」
  • 離乳食を食べさせるのが遅いと、「他の子も待っているのだから早く食べさせて!」
  • 先輩保育士が寝かしつけをしている時に他の子どもが騒ぐと、「寝かせられないから早く静かにさせて」
  • 子どもが落ち着かなくなると、「新人は自分から率先して遊びを用意するもの。子どもが遊びに飽きる前に他の遊びを用意しなさい」

この他にも、毎日のように先輩からの厳しい言葉が飛び、ビクビクしながら過ごす状態。
クラスの雰囲気もいつもピリピリしていました。

特に毎日子どもが飽きないように遊びを用意することが負担でした。
用意した遊びで子どもが集中して遊ばないと、あからさまにため息をつかれます。

毎日先輩の様子を伺いながら、少ない遊びのレパートリーの中から必死で遊びを用意していました。

離乳食を早く食べさせなくては。
早く子どもを泣き止ませなくては。

いつも「早くやらないと…」という思いを抱えていました。

子どもとの関わり以外にも、事務仕事で分からない部分があって尋ねると、「前の資料を見ればわかるでしょ?保育士は見て覚えるもの」と言われました。

そんな状態が続き、仕事を始めて3か月は毎日先輩に会うことが怖く「辞めたい」という思いも頭に浮かびながら過ごしていたのです。

怖い先輩保育士の対応で私が心がけた3つのこと

怖い先輩保育士の対応で私が心がけた3つのこと
仕事を始めて3か月。
子どもとの関係ができ、少しずつやりがいを感じられるようになってきました。

どうにか先輩とも良好な関係を築き、クラスの雰囲気を良くしたい!と感じる余裕が生まれました。

私が心掛けたことは3つだけです。

その3つのことを根気強く続けた結果、半年後には怖かった先輩保育士から仕事後に夕ご飯に誘ってもらえるようになりました。
そして年度末には「一緒にクラスを持てて、本当に良かった」と言ってもらえたのです。

心掛けた3つの対応を紹介します。

「先輩に言われる前に動く」を徹底する

保育士になって3か月経った頃には、ある程度の仕事内容は覚えていました。
先輩の厳しい指導のおかげで必死で仕事を覚えたため、先輩から「〇〇をやって」と言われる前に動くように常に心掛けていました。

  • 「新しい遊びを用意して」と言われる前に用意しておく
  • 戸外遊びの準備は出勤前に終わらせておく
  • 寝かしつけ中は静かに遊べる遊びを用意する
  • クラス便りや書類は期日の1週間前には終わらせる

一度指導を受けたことは仕事後にメモに残し、再度言われることのないように頭に入れます。

その上で、「言われる前に動く」を徹底すると、先輩保育士に叱られることが減ったばかりではなく、「もうやってくれたの?」と言われることも出てきました。

先輩保育士の身体を気遣う言葉をかける

その先輩保育士は長年保育士を続けていました。
そのため長時間子どもを抱いていると腰や膝が痛くなってしまう、ということを他の先輩保育士から聞いていました。

抱っこをする時間が長い0,1歳児を担当したことで、腰や膝の痛みが悪化している様子も。

厳しい言葉の裏には、慣れない乳児クラスの担任、そして身体の不調もあり先輩保育士自身にも余裕がなかったのでしょう。
そんな様子から、子どもを抱っこする場面は、極力声を掛けて抱っこを代わるようにしました。

また、少し余裕のある時間帯に「膝の痛みはどうですか?」と体調を気遣う言葉をかけるように。

保育以外の話をするのは初めは緊張しましたが、体調を気遣われて怒る人はいません。
ただ、あまりにも頻繁に聞いているとわざとらしく感じますので、気を付けてくださいね。

仕事以外の話を自分からするようになると、少しずつ先輩保育士の方からも気さくに話しかけてくれるようになっていきました。

先輩保育士の尊敬している部分をたくさん見つける

指導方法が厳しく言い方がきついので、とにかく怖い先輩保育士でした。

しかし尊敬できる部分もたくさんありました。

  • 自分が担当する係の仕事は完ぺきにこなす
  • 連絡帳の記入が早いうえに内容が具体的でわかりやすい
  • 園長にも物怖じせずに違うことは違うと言ってくれる
  • 怪我への危険予測がずば抜けている

他にも尊敬できる部分はたくさんありました。

他の先輩保育士からは「あの先生と組まされて可哀そう」と言われたことも何度もありました。
しかし、その都度「仕事を完ぺきにこなしていて、尊敬しています」と返すように。

先輩保育士と一緒に保育をしていて辛いことよりも、尊敬できる部分をたくさん見つけるようにしたのです。

保育の中で本人に伝える場面はほとんどありませんでしたが、尊敬している姿勢は自然に伝わります。
自分を怖がっている後輩よりも、尊敬して慕ってくれる後輩の方が誰でも可愛く見えるものです。

初めは怖さの方が勝ってしまうかもしれませんが、無理にでも尊敬できる部分を見つけていくうちに、相手も「可愛い後輩」と見てくれるようになりますよ。

「先輩保育士が怖いから質問しない」は絶対NG!先輩保育士の立場から、新人保育士に伝えたいこと

先輩保育士の立場から、新人保育士に伝えたいこと
先輩保育士の立場からすると、1番困るのは分からないことを質問しない新人保育士です。

新人の頃は、わからないことがたくさんあって当たり前。
それを聞きづらいという理由でそのままにしてしまうと、自分自身も周りも困る事態となります。

質問をする時のポイントは2つ。

  • 忙しい保育の中では、答えてあげられない場合もある。「後にして」と言われたら落ち着いてから改めて尋ねる。
  • 何度も同じ内容を質問することがないように、メモを取るなどの工夫をする。

しかしこのポイントを守っていても、「保育は見て覚えるもの」と質問に答えてくれない保育士もいます。

もちろん見て覚える姿勢は大切ですが、全てを覚えることは不可能。
そんな時には、他の先輩保育士に尋ねるようにしましょう。

一緒にクラスを担当してる先輩保育士が怖いからと言って、他の先輩も怖いという訳ではありません。
一緒に組んでいる先輩保育士に新人を指導する余裕がない可能性も。

主任や話しやすいと感じる先輩保育士に、時間を見つけて質問をすることは全く問題ありません。

他のクラスであっても頼ってきてくれる後輩は可愛く、何でも教えてあげたいという気持ちになりますよ。

新人だからこそ先輩にどんどん質問をして早く仕事を覚えること。
それが、保育園で働く保育士の一員として、先輩保育士との関係を作る近道です。

鬱になりそうなほど先輩保育士が怖い場合はどうするべきか

鬱になりそうなほど、先輩保育士が怖い場合
先輩保育士と良好な関係が築けるように自分なりに努力している。
それでも、先輩の態度は変わらない。

そんな状態が続くと、我慢も限界。
体調を崩したり、鬱の症状を引き起こす可能性もあります。

  • 出勤前に嘔吐してしまう
  • 夜眠れない
  • 蕁麻疹が出る
  • 頻繁に胃が痛くなる

このように、気持ちの辛さが身体に表れている場合には、早急にストレスを軽減する必要があります。

転職をして職場環境を変えることで、体調不良が劇的に改善される場合もあります。

鬱の症状が現れ始めたら早急に病院を受診するとともに、転職も視野に入れてくださいね。

まとめ

先輩保育士が怖い、というのは新人保育士が初めに抱える悩みです。
話しかけることもためらうような、怖い先輩とクラスを組んだ場合はなおさらのこと。

そんな時には、まずは仕事を覚えることに専念しましょう。
一緒に組んでいる先輩保育士に仕事を聞きづらい、聞いても教えてもらえない時には他の先輩に聞いても良いのです。

仕事をある程度覚えれば、先輩保育士の様子を冷静に見る余裕も生まれます。

ただし先輩への恐怖が体調に表れてしまっている場合は、転職も1つの選択肢。
ストレスを早急に軽減するようにしてくださいね。

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